ミステリーを1000冊読んだヨビノリたくみさんによる『伏線がすごいミステリー小説おすすめ3選』の紹介です。
伏線がすごいミステリー小説おすすめ3選
伏線って芸術ですから。
確かに!すごい綺麗に張られていた伏線がちゃんと回収されると「うわ美しいな」って思いますよね♪
しかも、読んでるときには気づかない。読み終わったあとから気づく芸術って、かっこよくないですか?
今回は「伏線の張り方がすごい」「伏線の数がすごい」に絞って3つ準備してきました!
六人の嘘つきな大学生
著者 | 出版社 |
浅倉秋成 | KADOKAWA |
犯人探しが二転三転する。伏線の張り方も見たことない!
内容紹介
成長著しいIT企業「スピラリンクス」が初めて行う新卒採用。最終選考に残った六人の就活生に与えられた課題は、一カ月後までにチームを作り上げ、ディスカッションをするというものだった。全員で内定を得るため、波多野祥吾は五人の学生と交流を深めていくが、本番直前に課題の変更が通達される。それは、「六人の中から一人の内定者を決める」こと。仲間だったはずの六人は、ひとつの席を奪い合うライバルになった。内定を賭けた議論が進む中、六通の封筒が発見される。個人名が書かれた封筒を空けると「●●は人殺し」だという告発文が入っていた。彼ら六人の嘘と罪とは。そして「犯人」の目的とは――。
購入方法
『六人の嘘つきな大学生』はAudible(Amazonの聞く読書)の聞き放題の対象になっています。
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イニシエーション・ラブ
著者 | 出版社 |
乾くるみ | 文藝春秋 |
これも伏線!あれも伏線!全てが伏線!
内容紹介
「必ず二回読みたくなる」と絶賛された傑作ミステリー。僕がマユに出会ったのは、人数が足りないからと呼びだされた合コンの席。理系学生の僕と、歯科衛生士の彼女。夏の海へのドライブ。ややオクテで真面目な僕らは、やがて恋に落ちて……。甘美で、ときにほろ苦い青春のひとときを瑞々しい筆致で描いた青春小説──と思いきや、最後から二つめのセリフ(絶対に先に読まないで!)で、本書はまったく違った物語に変貌してしまう。
購入方法
『イニシエーション・ラブ』はAudible(Amazonの聞く読書)の聞き放題の対象になっています。
七回死んだ男
著者 | 出版社 |
西澤保彦 | 講談社 |
ポップで読みやすい!でも全く想像していなかった終わりが訪れる。
内容紹介
同一人物が連続死! 恐るべき殺人の環。殺されるたび甦り、また殺される祖父を救おうと謎に挑む少年探偵。どうしても殺人が防げない!? 不思議な時間の「反復落し穴」で、甦る度に、また殺されてしまう、渕上零治郎老人――。「落し穴」を唯一人認識できる孫の久太郎少年は、祖父を救うためにあらゆる手を尽くす。孤軍奮闘の末、少年探偵が思いついた解決策とは! 時空の不条理を核にした、本格長編パズラー。
購入方法
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