ミステリーを1000冊読んだヨビノリたくみさんによる『おすすめ警察小説おすすめ3選』の紹介です。
警察小説おすすめ3選

今回は、警察にスポットが当てられた小説を紹介していきたいと思います!
『可燃物』

米澤穂信 | 文藝春秋 |

放火の謎に迫る、警察小説ならではの緻密さが光る短編集!
内容紹介
表題作を含む短編集。生ゴミに火をつけるという奇妙な連続放火事件を追う警察官たちの奮闘を描く。警察内部のリアルな捜査手法や、緊迫感あふれる物語展開が楽しめる警察小説の傑作。
購入方法
『可燃物』はAudible(Amazonの聞く読書)でも聞けちゃいますよ♪
『爆弾』

呉勝浩 | 講談社 |

爆弾魔と警察の心理戦!緊迫感に圧倒される会話劇。
内容紹介
「10時に秋葉原で爆発が起きる」——中年男の不気味な予告通り、爆発事件が発生。彼を取り調べながら、次の犯行を阻止しようと奮闘する警察。犯人の心理と会話を武器に戦うスリリングな物語。
購入方法
『爆弾』はAudible(Amazonの聞く読書)でも聞けちゃいますよ♪
『半落ち』

横山秀夫 | 講談社 |

すべてを語ったはずの犯人に残された“空白の2日間”の真実とは?
内容紹介
警察官が自主した殺人事件。しかし、犯人が語らない“空白の2日間”に何があったのか?弁護士、記者、刑務官など、様々な視点を通して事件の真相に迫る。タイトルの意味を知ったとき、胸を打たれるはず。
購入方法
今回の動画
警察小説の魅力と選び方ガイド
警察小説は、犯罪捜査や警察組織のリアルな描写を通じて、読者を非日常の世界へと引き込みます。
その魅力と選び方のポイントを以下に整理しました。
警察小説の魅力とは?
タイプ別の選び方
読者タイプ | おすすめジャンル | 特徴 |
---|---|---|
初心者 | キャラクター重視のシリーズもの | 人間関係に焦点があり読みやすい |
ミステリー好き | トリック中心の警察×推理小説 | 謎解きの構成が重視されている |
社会派志向 | 組織内葛藤や事件背景が重視される作品 | 読後に考えさせられるテーマが多い |
初めて読むならこの警察小説
『64(ロクヨン)』横山秀夫
警察広報官が主人公という異色作。警察内部の論理や組織対立が重厚に描かれ、社会派としても読みごたえ抜群。
『新宿鮫』大沢在昌
タフな刑事「鮫島」が新宿の闇に挑む。アクションとハードボイルド要素のバランスが絶妙な人気シリーズ。
『ストロベリーナイト』誉田哲也

女性刑事・姫川玲子の鋭さと脆さを描いた心理派サスペンス。テンポが良く初心者にも読みやすい。
『教場』長岡弘樹
警察学校を舞台にした連作短編集。指導官の冷静な観察力と心理戦が光る異色の警察小説。
よくある質問(FAQ)
Q. 警察小説と推理小説はどう違うの?
A. 推理小説が“誰が犯人か”に重点を置くのに対し、警察小説は“どう捜査されるか”や“組織の中でどう行動するか”に焦点を当てます。
Q. 女性が読みやすい警察小説は?
A. 『ストロベリーナイト』『教場』『公安部・片山由美シリーズ』などは、人物描写が丁寧で女性読者にも人気です。
Q. Kindle Unlimitedで読める警察小説は?
A. 誉田哲也の一部作品や、宝島社の「このミステリーがすごい!」大賞関連作品の一部が読み放題対象になることがあります。
定期的に対象作品が入れ替わるのでチェックが必要です。
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